フェイシャルエステサロンでできるエレクトロポレーションとイオン導入の違い
2025/06/07
みなさん、こんにちは!兵庫県三木市に拠点を構えるフェイシャルエステサロン【SUMIRE】です♪
フェイシャルエステサロンで美肌を目指すために、施術をご検討されている方がいらっしゃるかと思います。そんな方の中で「エレクトロポレーション」と「イオン導入」について、どう違うのか、またどちらを選べばいいのか迷われている方はいらっしゃいませんか?どちらも美容成分を肌に届ける施術ですが、仕組みや届く深さ、導入できる成分など、さまざまな違いがあります。そこで本記事では、それぞれの特徴や違いについてわかりやすく解説していきます。基本的な情報についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
基本知識
まずはそれぞれの基本知識について確認しよう!
エレクトロポレーションの基本
エレクトロポレーションは、電気パルスを利用して一時的に細胞膜に隙間を作り、美容成分を肌の奥へ届ける美容施術です。針や注射を使わずに、コラーゲンやヒアルロン酸などの高分子成分も導入できるとされており、痛みがほとんどなく、肌への刺激も比較的少ないことが特徴となります。敏感肌の方や、美容施術が初めての方にも取り入れやすい施術となり、フェイシャルエステのメニューとして人気のある施術となります。
イオン導入の基本
イオン導入もエレクトロポレーションと同様、微弱な電流を使って美容成分を肌に浸透させるフェイシャルケアの一つとなります。ビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を導入することで、肌トラブルの緩和をめざしていくことができます。痛みはほとんどなく、リラックスしながら受けられる施術となり、美白ケアや保湿効果を期待することができますが、一方で高分子(分子が大きい美容成分)の成分には不向きなため、導入する成分が限られてしまうことがあります。
イオン導入との違い
エレクトロポレーションとはなにが違う?
エレクトロポレーションとイオン導入は、どちらも電気パルスを使って肌へアプローチをかける美容施術となります。しかし一方で違った作用が働くことがあるため、何が違うのか具体的に見ていきましょう。
エレクトロポレーション | イオン導入 | |
---|---|---|
導入方法 | ・電気パルスを使用 ・一時的に細胞膜に「隙間」を作り、美容成分を肌の奥へ届ける | ・電気パルスを使用 ・美容成分をイオン化に変形してから肌に浸透させる |
導入できる美容成分 | ・分子が大きい美容成分も浸透させることができる ・水溶性以外にも、油溶性の美容成分にも導入が可能 | ・美容成分をイオン化してから肌に浸透させるため、分子が大きい美容成分は浸透できない ・イオン化できない成分も浸透できない ・水溶性の限られた美容成分のみ導入できる |
具体的な美容成分 | ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 ・ビタミンC誘導体 ・ヒアルロン酸 ・トラネキサム酸 | ・プラセンタ ・ビタミンC誘導体 ・アミノ酸 |
浸透率 | 80~90% (物理的に美容成分が浸透する隙間を開けるため、イオン導入の約20倍の浸透率) | 10~15% |
アプローチできる角質層 | 表皮層 | 真皮層 |
刺激の強さ | 比較的に肌への負担が少ないが、肌の状態によっては稀に刺激を感じることがある | 基本的に痛みを感じることが少ないが、イオン化させることで、pH(水溶性の性質を示す単位)が変化するため、刺激を感じる可能性がある |
まとめ
目的に合わせた施術方法を選ぶことが重要!
エレクトロポレーションとイオン導入は、どちらも肌に美容成分を届けるための美容施術とはなりますが、導入方法や導入できる成分など違いがあります。肌悩みや目的に応じて選ぶことで、より効果的なフェイシャルケアが実現できるでしょう。迷われている方は、どちらが優れているというよりも、自分の肌状態や求める効果に合った施術を選ぶことが大切です。